広島「ウイグルの被爆を考える集会」8月7日(日)

広島、長崎の被爆から今年は66周年になります。66周年にあたり今年もウイグルの核災害について集会を行います。
中国では、新疆ウイグル自治区東トルキスタン)の楼蘭付近で核実験を行い、周辺住民への甚大な健康被害と環境汚染とがもたらされています。
中国は1964 年から1996年まで東トルキスタンのロプノールの核実験場において46回、総爆発出力22メガトン(広島原爆の約1370 発分)の核爆発実験を行いました。
中国は核実験の被害状況を公表せず、現地調査も許可しないため、被害状況は長い間不明でした。
1992年にウイグル人、アザト・アキムベク、ユシュムベク・ムフリーシが世界被害者大会で被曝の状況を訴え、1998年にイギリスのチャンネル4が「Death on the Silk road」というドキュメンタリーでウイグルの被曝の状態について放送を行ないました。
2008年には札幌医科大学の高田教授がカザフスタンのデータとRAPSで分析した結果、死傷者が100万人以上であると推論しました。
中国共産党の極秘資料によると75万人の死者が出たとも言われます。
核実験の中でも「地表核爆発」は、砂礫などの地表物質と混合した核分裂生成核種が大量の砂塵となって、周辺および風下へ降下するため、空中核爆発と比べて核災害の範囲が大きくなります。
このような危険な実験を、中国政府はウイグル人居住区で行いました。
本集会では中国核実験の一端を調査したドキュメンタリー「Death on the Silk road」を上映します。
また中国の核実験について簡単に説明していきます。
皆様のご参加宜しくお願いします。


ウイグル被爆を考える集会
【日時】2010年8月7日 午後17:00開場 17:30開始
【会場】広島県広島市中区袋町6番36号 広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6F スタジオ
【会費】500円
【内容】「Death on the silkroad」上映
    イリハム・マハムティ挨拶
    ウイグルの核実験についての説明
【主催】日本ウイグル協会
【問合せ】日本ウイグル協会
     EMAIL:info@uyghur-j.org
    TEL :03-6273-1459

その他、広島での活動予定

8/6(土) チラシ配布
   6:30〜10:00 平和公園周辺
8/6(土) 街頭宣伝
   13:00〜15:00 そごう広島店前
8/7(日) 街頭宣伝
   13:00〜15:00 本通

[注意事項]
広島周辺の方で参加可能な方がおりましたらご参加お願いします。
日本ウイグル協会のスタッフの指示にしたがってください。
宜しくお願いします。


※詳細はこちらをご覧ください。
http://uyghur-j.org/news_20110807.html