「11.6 中国政府への抗議活動 世界各国のモンゴル人へ 中国政府に対する抵抗活動の呼びかけ」
日本での抗議行動の時間及び集合場所
集合時間:2011年11月6日 12:00集合、12:30から中国大使館前の抗議行動
集合場所:東京・麻生税務署前
※モンゴル自由連盟党
http://www.lupm.org/japanese/pages/111103j.htm
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南モンゴルの牧民であるゾリゲト(Zorigt)氏が殺害された問題に対し、海外在住のモンゴル人は中国政府に対して強烈な抵抗運動を行う。
2011年10月20日、南モンゴルのイェケジョー・アイマッグ(現在のオルドス市)ウーシン・ホショーの牧民であるゾリゲト氏は自らの牧場を守るため、漢人の運送トラックへの抗議活動を行ったところ、残酷にも轢き殺された。
今年の5月に、南モンゴルのシリンゴル盟でも同様の事件が発生したのは記憶に新しいところである。牧民メルゲン氏が草原の生態保護、牧場の保護のために活動していたところ、漢人の鉱物運送トラックにより故意に轢き殺されたのだ。この事件によってモンゴル人社会全体に政府に対する不満の声が高まり、各地域で抵抗運動が起こり、それは海外在住のモンゴル人社会にも広がった。
漢人の中国政府は陰謀的な同化政策の下、南モンゴルの言語や文化をはじめ、モンゴル人の生存環境まで破壊してきた。また南モンゴルにおけるあらゆる資源を公然と奪い取り、モンゴル人の命をも故意に奪うようになっている。今年の5月、中国政府は漢人に惨殺されたメルゲン氏の事件に公正な対処を行い、モンゴル人の生存環境を良くしていくことを承諾したはずだ。だが、10月20日に再び同様の事件が起きたことで、その承諾は嘘ばかりであることが完全に明らかになった。
中国政府に支配された六十年間で、南モンゴルではモンゴル人の生存環境が著しく破壊され、モンゴル文化も漢人文化と同化されてしまった。政府はモンゴル人に対し、政治的に弾圧し、経済的に掠奪し、モンゴル人の人権を奪い、抵抗活動は徹底的に鎮圧してきた。2001年から開始した「環境保護」という名目の政策によって、残されていた僅かな草原も奪い取り、古くからその土地に住んでいたモンゴル人を強制的に追い出した。中国政府は南モンゴルにおけるあらゆる資源を奪い、それによって沿海部の地域を発展させてきた。モンゴル人はいわゆる「社会主義新牧区・新農村」の奴隷となったのだ。今日、中国政府の「禁牧」という政策によって、牧民たちは放牧している家畜を夜の間閉じ込めておくことになっている。これは草原の生態に反し、自然の法則にも反している手法だ。これら政府の非人道的な政策に抵抗したモンゴル人に対し、政府は逮捕や拘留、投獄など残酷な処置を行っている。
モンゴル人の思想的リーダーであったハダ氏は、中国政府によって非合法に15年間も刑務所に入れられた。さらに政府は、氏の家族をも強制的に巻き添えにした。そして「15年間の刑期」が終わった後、ハダ氏は「失踪」状態となった。政府によってなお拘束されていると推測されている。ハダ氏のようなケースは典型的であり、他にもかなりの例が存在している。たとえば、南モンゴルの人権代表であり、作家でもあるフーチンフ氏は、法律に犯したことが何ひとつなかったのに一年あまりの「失踪」状態である。彼女はどこか秘密の場所に閉じ込められ、拷問や酷い刑を受けている。またモンゴル国で、国連難民申請中であったバト・ジャンガー氏も中国の法律に違反していなかったにも拘わらず、オルドス市に連行され、三年間の酷刑を受けている。これ以外にも、モンゴル・アイデンティティーが強い青年、青年作家、真実を語る者、政府と異なる政治的意見を持つ者など、モンゴル人士に対して、中国政府は不法な拘留をしたり、脅迫したり、圧力を掛けている。作家たちの自由な出版権を奪い、最近はモンゴル人社会を対象とするインターネットのWebサイトをも閉鎖し、民衆における言論の自由を奪っている。
中国政府のこのような無茶で非人道的な、仁義にもとるやり方に対して、われわれモンゴル人は絶対に沈黙してはいけない。いま我らの同胞は、殺されたり、土地を奪われたり、草原を荒らされたり、生存権をも奪われる切迫した事態に追い込まれている。中国政府に対して厳しく抵抗し、恐怖統治に歯止めを掛け、自分たちの故郷を保護しようと、我々は海外にいるモンゴル人諸氏に呼び掛けている。
こうした事態を受け、2011年11月6日12時に、海外に在住するモンゴル人全体が在住国にある中国大使館や領事館の前に集合して、抵抗運動を行うことが決定した。皆さん、貴方がどこの国に住んでいるのであれ、どこの市に住んでいるのであれ、我らにとっては団結することが必要だ。力を合わせることも必要だ。皆一緒に我らの故郷を守り、土地を守り、子や兄弟を守っていこう。これは、我らモンゴル人としての責任であり、義務であり、歴史的な責任でもある。また同時に、それぞれが在住している国々の国会議員や地方議員へ、中国政府のこのような非人道的統治を訴える手紙を送るよう願う。
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注意事項
場所:在住国家における中国大使館、あるいは領事館
時間:在住国においての2011年11月6日12時
スローガン:
南モンゴル人の殺害をやめろ
遊牧民の殺害をやめろ
牧民の人権を保護しろ
南モンゴルの自由を返せ
われわれの尊厳を返せ、我らの自由を返せ
南モンゴルの尊厳を返せ
草原を返せ
南モンゴルの人権を保護しろ
ハダ氏を釈放しろ
ハダ氏の家族を釈放しろ
フーチンフ氏を釈放しろ
ゾリゲト氏事件に公正を
メルゲン氏事件に公正を
中国人は南モンゴルから出ていけ
中国人たちは万里の長城の内側へ出ていけ
旗:各自の属する組織の旗を用意する
「2011年11月6日世界モンゴル人多国間集中抵抗実行委員会」