チベット難民23人を送還から救ってください(Students for a Free TIBET Japan)

チベット難民23人を送還から救ってください


9月11日、チベット本土から逃れようとしたチベット人20人が、ネパール国境で捕まりました。数日後、さらに3人が拘束されました。1週間経った現在も彼らはネパール入管に拘束されています。ほとんどが17〜20歳の幼い子供たちのようです。
HURON(ネパール人権機構)のメンバーが入管を訪問し、チベット人たちの釈放を要望しました。が、事態は緊迫しています。情報によれば、中国政府はネパール政府に対して、チベット人たちの送還を要請したということです。送還は絶対に阻止しなければなりません。
チベット本土からネパールに逃れたチベット人は通常、人道的見地からネパール政府とUNHCR(国連高等弁務官事務所)との協定に基づき、UNHCRの保護下でチベット亡命政府のあるインド・ダラムサラへ移送されます。
今回の事例についても、UNHCRはネパール当局に23人の引き渡しを要請しました。
一方、HURONによれば中国政府は外交ルートを通じ、今回の事例は「国際的誘拐」であるとして、23人を中国当局に引き渡すようネパール政府に要請している模様で、これまでとは異例の事態になることが危惧されています。
ネパール当局は早ければ一両日中に23人の取り扱いを決める模様です。
いますぐネパール内務省、在日ネパール大使館に、中国への引き渡しを中止し、23人をUNHCRに保護させるよう要請してください。


※アクションの詳細はこちらをご覧ください。
http://www.sftjapan.org/nihongo:23tibetanrefugees