2011年2月5日(土)第三回グルジャ事件追悼行事「東トルキスタンにおける紛争の源」

かつて東トルキスタン共和国(1944〜1949)の首都であったグルジャ。
ここで、1997年2月5日に虐殺事件がありました。
無実の罪で逮捕された青年の釈放を要求する、平和亭なデモから始まりました。しかし中国政府は公安警察武装警察によって激しく鎮圧し、多くのデモ参加者を逮捕し、一箇所に集めました。そして気温マイナス20度の屋外で彼らに対し放水し、多くの人々を凍死させました。
その後も不当逮捕は続き、多くのウイグル人が拘束され亡くなっていったのです。
虐殺事件から14年を経た今でも、監獄で不当に拘留されている者がいます。

今年もグルジャ事件の追悼の行事を行います。
今回はナショナリズム理論研究者の原百年氏をお招きし、東トルキスタンの地域で起きている民族問題の実情についてお話頂きます。
ご参加の程、何卒よろしくお願い致します。


第三回グルジャ事件追悼行事
【場所】文京シビックセンター 5階 会議室A・B
(東京都文京区春日1丁目16-21)
アクセス:東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分
都営地下鉄三田線大江戸線春日駅徒歩1分
JR総武線水道橋駅徒歩8分

【日時】平成23年2月5日(土) 18:30開始
【講演】原 百年氏(山梨学院大学 法学部政治行政学科 教授)
【演題】「東トルキスタンにおける紛争の源」
【資料代】1000円(会員500円)
【主催】日本ウイグル協会
Mail: info@uyghur-j.or.jp
URL: http://uyghur-j.org

◆原 百年(はら ももとし)氏について
山梨学院大学法学部政治行政学科・教授。ナショナリズムエスニシティなどの政治学研究者。
ウイグルに深い関心を抱き「清朝中華人民共和国においての新疆の研究:民族関係の視点から(2000)」、「新疆における民族紛争の源(2001)」などの論文の他、歴史研究を行っている。

チラシ表
http://uyghur-j.org/image/20110205ghulja.pdf
チラシ裏
http://uyghur-j.org/image/20110205ghulja2.pdf