緊急要請:ジグメ・ギャッツォ。チベットの緊急アクション。

ジグメ・ギャッツォ(英語表記:Jigme Gyatso 中国語 : 晋美加措, ピンイン表記: Jinmei Jiacuo)、チベット人、45歳、元僧侶は ” 反革命的 ” 活動によりラサ近郊のChushur刑務所 (チベット語:ཆུ་ཤུར་རྫོང་ 中国語:曲水县) で18年の刑を宣告される。1996年当初、15年の刑を宣告されるが、2004年にラサ、ダプチ刑務所にて服役中にダライラマを讃える言葉を叫んだとして3年の刑を追加される。現在、わかっている釈放予定は、2014年3月30日である。

ジグメ・ギャッツォは、チベットの国旗をガンデン僧院に掲揚したり、チベットの独立について話し合ったりとした、平和的な抵抗運動を行った5人組のチベット人のうちで一番重い刑を宣告された。国連特別報告者拷問問題担当マンフレッド・ノワク氏 (Dr Manfred Nowak) 、2005年11月の調査訪問の際にジグメ・ギャッツォと接見後、彼の身の安全に関して声をあげている。ノワク氏による、国連調査資料には「政治犯として有罪判決を受けたジグメ・ギャッツォの判決は、拷問により引き出された自白証言に基づいた可能性が高く、特別調査官として〈中国〉政府に彼の解放を要請する」と記されている。ノワク氏の調査訪問後の2006年初頭、ジグメ・ギャッツォは数週間、入院の報告がなされた。この際の足のけがが原因で、現在は歩行が不自由になっており、1997年には、暴打の結果、何日間も動くことができなかったほどの拷問を含めて、15年間の受刑中に幾度となく、重度の拷問を受けている。


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