中国、ウイグル、チベット連帯UKによる共同声明「中国の60年間に渡る弾圧に終止符を」

中国、ウイグルチベット連帯UKより
[London, UK: 30 September 2009]
Embargoed until 12.01am 1 October 2009


中国の60年間に渡る弾圧に終止符を。


本日、10月1日は中華人民共和国が建国されてから60年にあたります。
60年の間に起こった中国の変化と進化のなかで、人々は民主的に選ばれた政府のもとで生きることを許されず、そして政府も中国共産党から独立しておらず、UKにくらす私達に当然のこととして享受されている、基本的人権も与えられていません。

今回、UK在住の中国人、ウイグル人チベット人コミュニティーとその支援団体が連帯し、共同出行動を起こし中国共産党下の弾圧に苦しむ人々のために共に声を挙げるるためにたちがリました。
以下は連帯が共同で発表した声明文です。

60周年の今日、現在UK 在住で1989年の天安門事件の生き残りで、抗議行動の学生運動家だったShao Jiangは、こう語ります。「天安門抗議行動の生き残りとして、過去60年にも渡る中国共産党の弾圧に抵抗を実現するための連帯に参加出来ることを誇りに思います。決意、永続性と連帯をもってすれば、自由が訪れる日が来ることを確信しています。」



Shao Jiangの上記の表明は、中国共産党支配下にある全ての人々に、世界中で認められている基本的公民権と人権を享受する権利を持つために、この連帯に参加する団体のメンバー全員が共有する意志の力を強く表しています。

Karma Chura-Tsang,Tibetan Youth UK 代表の声も上記に同調し「60年間にも渡る共産党支配下で自由、正義と民主化を呼ぶ声は統一された取り消すことのできないほどに、速度を増して強くなりつつあることに中国はそろそろ気付くべきです。私達は国際社会のあらゆる力に対して訴えます。中国の民主化を真剣に勧め、中国人、ウイグル人チベット人に対して自由を与えるる努力をしてくださいと」

ウイグル連盟代表と世界ウイグル会議UK議長Enver Tohti は、こう語ります。「中国政府は、世界中の人々がそれぞれの未来に対する決定権を持つのと同じように、ウイグル人チベット人そして,中国人にたいして、民族の自決権を認めなければなりません。どんな権力にも、この基本的人権を侵害する権利は認められるべきではありません。」

中華人民共和国建国の60周年記念に向けて、中国、ウイグルチベット連帯UKによる共同声明

私達は中国共産党の非道な統治に抗議する中国、チベット東トルキスタンの団体に属する人びとの団結によってできた団体です。私達は人権、自由そして民主主義の基本的価値と原則を共有しており、その原則はCCP統治下での弾圧と迫害にある全ての人々と意志をともにするため、正義と自由を求めるために、連帯するものであります。

共産党による60年間に及ぶ統治下では、中国の政権は人道に反する許しがたい犯罪を犯しました。数千、百万人の人々が権力を悪用した政治的迫害のために亡くなりました。
CCPは支持された公約もなく、国連のメンバーとして中国を代表する正当性や信頼性もありません。

世界における中国の存在が強化される今日、中国の独裁政治による態度やアクションは、このままいけば、人類の自由と福利を危険に陥れるでしょう。

よって、私達は中国政府に独裁政党を廃止し、国連の世界人権宣言に従い、国際社会の一員として責任ある、また尊敬される行動をとるよう、求めます。

私達は国際社会に向かって、要請します;中国でCCP統治の弾圧下にある人々のためのみならず、世界の人々のために、正義と民主主義を届けるために働き、
普遍的人権が認められ評価される、協調性のある安定した社会を築くため声を挙げてください。

世界は今こそ、目を覚まし、行動をするべきなのです!



以上
Chinese, Uighur & Tibetan Solidarity UK (中国、ウルグイ、チベット連帯 UK)
1 October 2009

Chinese, Uighur & Tibetan Solidarity UK は以下の団体の総括団体です。

Chinese Solidarity Campaign
Federation for a Democratic China
Friends of Tiananmen Mothers
Students for a Free Tibet UK
Tibet Society
Tibetan Community in Britain
Tibetan Youth UK
Uighur Association
Uighur Community UK

Chinese, Uighur & Tibetan Solidarity UK は自由、人権と民主主義による価値を守り、中国共産党の弾圧支配に反対を訴えます。

opposes the tyrannical rule of the Chinese Communist Party and upholds the values of freedom, human rights and democracy.


追記:

詳細は以下の広報担当までご連絡ください。:
Shao Jiang (1989年の天安門抗議行動の際の学生運動家)
Tel: 07961 948 852; Email: t.shaojiang@gmail.com

Enver Tohti (ウルグイ連盟代表と世界ウイグル会議UK議長)
Tel: 07950 674 306; Email: etbugda@gmail.com

Karma Chura-Tsang (チベタッン ユースUK代表)
Tel: 07725 501 995; Email: karma@tibetanyouthuk.org

団体へのお問い合わせメールは: cuts.uk@googlemail.com
またはフェイスブックでもご覧いただけます - Chinese, Uighur & Tibetan Solidarity UKでサーチしてください。


アムネスティ国際本部のShao Jiangブログでも英文と中国語で声明がよめます;
http://blogs.amnesty.org.uk/blogs_entry.asp?eid=3839

国境なき記者団の読む価値大「60年間の報道と規制」英語;
http://www.rsf.org/spip.php?page=article&id_article=34630

配信:若松えり