2009年7月8日在日ウイグル人と日本ウイグル協会が中国大使館前で抗議を行いました。

※報道から。

ウイグル出身者ら、中国大使館前で抗議デモ - YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090708-OYT1T00795.htm

中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区の区都ウルムチでの暴動を受け、日本に住む同区出身者らが8日、東京都港区の中国大使館前で抗議デモを行った。

民間団体「日本ウイグル協会」のイリハム・マハムティ会長(39)ら約15人が参加。ウイグル自治区を象徴する青い旗を掲げ、大使館前で「虐殺をやめろ」「我々も人間だ」とシュプレヒコールを行った。

東京都北区のレストラン経営ユヌス・ヤセンさん(26)は「現地の友人から、モスクが焼かれ、子供も殺されていると聞いた。虐殺はすぐやめるべきだ」と話した。同団体メンバーは12日も都内でデモを行う予定。
(2009年7月8日19時16分 読売新聞)


中国・新疆ウイグル自治区暴動 日本の中国大使館前でウイグル族が抗議活動 - FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00158689.html
※動画があります。

新疆ウイグル自治区ウルムチで起きた暴動の余波は、日本にも広がった。
都内の中国大使館前では午後2時すぎ、日本で生活するウイグル族のおよそ10人が抗議活動した。
集まった人は「ウイグルに自由を! ウイグルに人権を! 虐殺をやめろ!」とシュプレヒコールした。
集まったウイグル族は、中国大使館の前で大きな声を張り上げ抗議活動を続けたが、中国大使館の中は静かだった。
参加者は「安い賃金で強制的に労働させている。ウイグル族漢民族と同じ(中国の)国民。法律的にも同じ扱いにしろと、人間扱いしろと」と語った。
こうしたウイグル族の抗議活動は、世界各地に広がっていた。
アメリカ・ワシントンの中国大使館前には、アメリカ在住のウイグル族が集まり、中国政府に対し、非難のシュプレヒコールを上げた。
デモには、中国当局から今回の暴動の首謀者と名指しされた「世界ウイグル会議」の代表の姿もあった。
世界ウイグル会議の代表・ラビア・カーディルさんは「ウルムチのデモ隊は、自由権利のために闘っている。デモ自体は悪いことではない」と語った。
ドイツ・ミュンヘンでは、デモ隊と警察が衝突する場面もあった。
参加者は、中国の国旗を踏みつけ、涙ぐむ女性もいた。
中国問題にくわしいジャーナリスト・富坂聰氏は「少数民族問題を少しこじらせていくと、中国の国自体の足元をぐらぐらと揺するぐらいの大きな問題となる。胡錦涛主席が(サミットから)帰国したことは、1つのキーになる。それくらい、大きな判断を迫られるような自体が起きてもおかしくない。結構危ない状況です」と語った。